研究発表テーマは、“F・シューベルトの音楽世界〜ピアノソナタ変ロ長調遺作D960をめぐって〜”。「シューベルトの何を発表しよう」「どのように言葉としてまとめたらいいのか」と胃も痛かったのですが、このおかげでまたシューベルトについて深められ、このソナタも再演でき、終わってみれば取り組めてよかったと思いました。調べていくうちに新たなことが分かり、発見もあり、何度弾いてもこのソナタの音世界に引き込まれます。
シューベルトの音楽の特徴として、友愛から彼の芸術が生まれた「シューベルティアーデ」と、「さすらい」を挙げました。“シューベルティアーデ”の雰囲気を分かってもらう為、資料に4枚の絵(ウィーンから持ち帰った絵葉書)も載せたのですが、学生さんは喜んでくれたみたいでした。全ての絵にシューベルトが描かれています!どれか分かりますか?

左上M.シュヴィント画、残りクーペルヴィーザー画
シューベルトは、人間の一生のテーマである「さすらい」を、音楽にした。“さすらい”は私達にも通じるからこそ惹かれる、という文章を見つけ、面白かったのですが、皆様はどう思われますか?