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インタビュー

ウィーン便り

音楽エトセトラ

演奏で疲れた後はどうなさいますか?
まず、大好きなMariage(マリアージュ) の紅茶をアウガルテンの
ウィーナーロ−ズ のカップで楽しみ、 気を鎮めます。
普段のお気に入りはウィーンから持ち帰った温かみのある
グムンデンのカップです。
また楽しい映画やビデオもいいですね。
今の悩みは?
学生時代は練習しなければいけないという悩み、今は練習する時間がないという悩み。

今したいことは?
南海の綺麗な綺麗な海で魚と泳げたら・・・ステキ。
カメとも泳げたオーストラリアのグレートバリアリーフはとても美しく忘れられません。
グリーン島滞在は本当は内緒にしたいくらいお勧めです。
早朝と夕方からは滞在者のみの静かな島になり、あの美しい砂浜と透き通る海がひとりじめできるのです。
砂浜でお食事もできプライベートビーチ状態です。

星子さんの夢は何ですか?
シューベルティアーデのような、皆の世界が広がる楽しいときが、一生を通じて持てること。
そこで本場ウィーンの手作りお菓子を、皆で楽しめれば最高です!
 
ウィーンへ留学して変わったことは?
他の人と比べるというこではなく、人それぞれが自由に音楽をすればよいということですね。

冬のウィーンはとても寒いですか?
ウィーンの冬は暗く厳しい寒さが続きます。
ウィーンの人達は2月中旬にクライマックスを迎える謝肉祭にあわせて、毎日のようにあちこちで催されているいろいろな舞踏会(BALL)に美しく着飾り夜がふけるまでワルツを踊り、おしゃべりを楽しみます。

世界中によく知れ渡っているのは、オペラ座での舞踏会ですが、王宮で催される舞踏会はとても美しく、まるで夢の中にいるようです。

 

ホーフブルク(王宮)
私は入り口の赤いじゅうたんが敷き詰められた大きな階段が大好きで(私達は勝手にシンデレラの階段と呼んでいました)、そこを登るたびに緊張しつつわくわくして幸せな気持ちになりました。
予約をすれば、生演奏をバックに踊る人達を眺めながらお食事もでき、もちろんシャンパンなどもあり、踊らなくても十分に楽しめますので、ウィーンにいらっしゃるときにはぜひ足をお運びください。

東京ではどこのホールが好きですか?
サントリーホールの大ホールは一流の演奏家が来日し、聴きに行く機会もありますので、そういう理由もあり好きなホールです。
あのような大きなホールからステージを見ると緊張感がどっと押し寄せ、その中に自分をおくのも良い経験です。

また地下鉄から降りてホールに着くまでに歩くのも、音楽を聴く気持ちになっていきます。終ってから余韻を楽しみながら近くの素敵なお店でお茶を飲むのも大好きです。
 

東京文化会館
小ホール
弾く立場からですと、やはり思い出深い東京文化会館・小ホールです。
学生の時から毎日のように見て通りすぎ、ここで自分が演奏会をすることは夢でしかなかったことが、今現実になり幸せに思っています。
舞台と客席の距離もちょうど良く、舞台の上では良く集中できます。

ウィーンのホールは日本とどう違いますか?
 まず音響、音質の違いを感じます。
日本も素晴らしい音響のホールは沢山ありますが、空気の違いでしょうか、ウィーンにいるという自分の気持ちがあるからでしょうか、なにか伝わってくる音の響きが違う気がします。温かいというのか、まろやかで柔らかく、軽く・・・・・・。

そしてウィーンのホールでの1番の驚きは、楽友協会もコンツェルトハウスも椅子が全てとりはずせ、舞踏会になることです。
楽友協会でウィーンフィルの生演奏付きの舞踏会なんて本当に夢のようです。
 

ムジークフェライン
(楽友協会)


ピアニストのドレスは日本とウィーンと比べてどうちがいますか?
ウィーンでは現地の音大の学生も圧倒的に男性が多く、ウィーンフィルも同じですが、男性の世界というものを時々感じます。
そういう理由もあるのでしょうか、コンサートはダークスーツや燕尾服が主ですので、それに合うように、またそういうコンサートを見ているので女性も自然とダークな色合いのタイトなものになっています。

日本で学生のときは、来日した女流音楽家が皆地味に感じたのを覚えています。
でも自分がそこに入ってみると、自分が弾く時も、聴く時もそれがとても自然で音楽に集中して入りこめ、神聖な気持ちになれることがわかりました。
逆に聴衆の方は、特に女性は色とりどりにおしゃれして、席はいつも華やかです。


黒のドレス
 

赤のドレス



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